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2018年 12月 17日

顎関節症

みなさま、初めまして。

私は、2018年4月より、ここ「くげぬま海岸歯科クリニック」で勤務医をしております梶原大甫と申します。よろしくお願いします。

さて、今回のブログにあたり、テーマとして「顎関節症」について書こうと思います。

まずはどんな症状がでるのか?

症状、と聞くと、痛みを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?

しかし、痛みでお悩みの方は意外と少ないのです。

顎関節症についていうならば、一番多いのが「口を開けるとコキっという音がすること」

他にも・・・

「なんか最近口があけづらい」

「朝、顎のあたりが痛い」

「こめかみあたりが痛い」

といったものがあげられます。

少し専門的な話をしましょう。

顎関節症とは、どういうものを指すのか?大きく分けて4つに分けられています。

咀嚼筋痛障害(1型)

顎関節痛障害(2型)

顎関節円板障害(3型)

変形性顎関節症(4型)

・・・うーん、眠くなりますね。

簡単に言うと、

1型→顎関節を動かす筋肉の筋肉痛

2型→顎関節付近の炎症

3型→顎関節内部の軟骨の問題

4型→顎関節そのものの奇形や思いがけない変化

なんとなくわかったような、わからないような・・・といったところでしょうか。

ご安心ください。詳しくわからなくても大丈夫です。

この見極めをするために、歯科医師はトレーニングを積んでいます。

重要なのはむしろここから。

「街中の歯医者さんで対応できる顎関節症は限られている」ということです。

具体的に言うと、上の分類の1型と3型の一部しか対処できません。

症状でいうなら

「こめかみあたりが痛い」

「咬んだら顎が痛い」というものの一部

「朝、顎のあたりが痛い」

「口があけづらい」

などというものです。

実は一番多い「顎がコキッという音がする」は、確実に対処できるとは言えません。

これは、ご自身の体が細かい調整をした結果であり、音は消えたり出たりするものだからです。

かみ合わせの治療で改善するものもあれば、変わらないものもあります。

次に、放っておいたらどうなるのか?について書きたいと思います。

多くの場合、放っておいても自然と症状が消失することが多いでしょう。

しかし、頻度が大事です。

自分の体は、いつでも平穏な状態を保とうとします。

多少、症状が出ても調整してくれます。

しかし、何回も同じところに繰り返す場合は要注意。体の調整が追い付いていないというサインです。

一度症状が出続けると非常に厄介。

顎の痛みに常に悩まされ続けることになるかもしれません。

私が以前担当した方は、顎が右に傾いており、常に顎の痛みに悩まされていました。

育児のストレスも重なっていたようです(顎関節症はストレスと大きく関連しています。)

この方は、幸い見た目は気にするほどの変化はなく、かみ合わせの調整で対応できる方でしたので、毎月のかみ合わせの調整で対応しておりました。

しかし、中には私たちでは対応しきれない方もいらっしゃいます。

そういった方には、対応できない事実を伝え、専門の病院へ通院して頂くこともありました。

もし、顎の問題でお悩みの方がおりましたら、一度いらしてみてはいかがでしょうか?

かみ合わせの問題であれば、かみ合わせの調整で対応できます。

難しい問題は、難しくなるまで放っておかれるから、難しくなるのです。

問題が小さなうちに対応すれば、簡単に終わることもあります。

ぜひ、お考えください。できる範囲のことであれば、対応させていただきます。


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