再生医療

再生歯科医療とは、外科手術などを行う際に、欠損してしまった骨や肉を再生するための処置のことをいいます。
当院では、インプラントオペで土台となる顎の骨を再生させたり、親知らずを抜いてできた穴に歯肉と骨を再生させる処置を行ったりしています。これによって、治癒期間が大幅に短縮すると共に、術後の痛みや腫れも抑えることが可能です。

当院で行う再生歯科医療は、主にCGF(Concentrated Growth Factors)というサイトカインを多く含んだ自己血液フィブリングゲルと、AFG(Autologous Fibrinogen Glue)という、抗凝固剤が入っていない自然状態に最も近い血漿を使用しています。
特にCGFは、ご自分の血液から抽出できるもののため、追加の治療費もかからず、コスト面においても優れています。
CGF・AFGは、損傷された組織の再生と治癒に働く「成長因子」を多く含んだ血小板がさらに濃縮されているもので、以下の利点があります。

  • 手術後の痛みが少ない。
  • 止血作用がある。
  • 感染を防止できる。
  • 傷の治りが早くなる。
  • 骨が少ないところに使用すると、骨が再生するための足場となる。

特に骨を再生するには、従来であれば以下の3つの方法がありましたが、どれも欠点とリスクを伴っていました。

  • 人工骨→個人差が大きく、骨が出来ない場合もある。
  • 自分の骨を移植する→手術部位が2カ所になってしまうので、痛みや腫れも増大する。
  • PRP(血小板血漿)→抗凝固剤などの添加物を混ぜるため感染が生じる可能性がある。

当院では、インプラント手術と親知らずの抜歯の際に、CGF・AFGを積極的に使用していますので、ご興味のある方はお気軽にご質問下さい。

CGFを使用した手術の流れ

1採血をします。

採血の様子

必要量(8~32cc)を採血します。献血で使用される針に比べて細いので、痛みはほとんどありません。

2血液を遠心分離機で分離します。

遠心分離機

採血した血液の入っている試験管を、遠心分離機で10~20分ほど回転させます。待っている間に、抜歯やインプラント手術を行うので、時間の無駄も生じません。

3血液中の血小板や赤血球が分離されます。

血液中の血小板や赤血球が分離されます。
一番上の黄色い液体が血清で、真ん中にある半透明のゲルがフィブリンゲル(CGF)、最下層が赤血球・白血球などの血球成分に分かれます。

4フィブリンゲル(CGF)を取り出します。

フィブリンゲル(CGF)は、プルプルしたゼリーのように弾力がありますので、つまんで試験管から取り出します。グミみたいな感触ですので、操作性にも優れています。

5フィブリンゲル(CGF)を患部に縫合する。

CGFを利用した手術例

サイナスリフト

インプラント手術を行う場合、人工歯根を埋め込むために、土台となる十分な骨が必要です。
上記は、様々な原因によって本来あるべき骨が失われ、肉が下りてきてしまっている事例です。そこにCGFを利用する事で、インプラント歯根を埋め込むのに十分な骨厚を確保する事が出来ます。

歯がないところへのインプラント治療を希望された患者さんのレントゲン写真です。左上は骨の厚みが6mmしかないため(インプラントを埋め込むには最低10mm必要)、サイナスリフトでの骨造成と同時にインプラントを埋め込みました。
上顎洞粘膜をリフトアップして出来た隙間にCGFを入れてスペースを確保します。長さ12mmのインプラントも無理なく収まりました。3ヶ月ほど待つと骨が出来るので、奥歯でしっかり噛むことが出来るようになります。

親知らず

右下の親知らずを抜歯希望の方のレントゲン写真です。
抜歯後の穴にCGFを入れることで、隙間がなくなり痛みも腫れもなくなります。
24時間オンライン予約はこちら

ページの先頭へ戻る