精密根管治療(自費治療)とは?
精密根管治療とは、歯の神経が虫歯菌に侵されてしまった場合に行う治療です。
保険診療にも根管治療は組み込まれていますが、自費治療では以下の点が異なります。
保険診療で行われている根管治療の水準は、他の先進国に比べて30年ほど遅れてしまっているのが現状です。
当院では、歯科医療先進国であるアメリカで行われているのと同レベルの精密根管治療を患者様に提供しています。
保険診療に比べて精密根管治療は、歯を残せる可能性が30%アップします。
1.ラバーダム
治療する歯を見やすくすること、薬剤が漏れないようにすることが目的です。
治療中に辛くならないよう開口器も使用します。殺菌効果の強い薬剤を使用することで、歯の神経の奥にある悪玉菌を取り除けます。

2.手術用顕微鏡(マイクロスコープ)
肉眼の20倍まで拡大して見ることができます。従来の経験と勘に頼る治療ではなく、全てを目視することで精密な治療が可能となります。
もともとは脳神経外科用に開発された機器を歯科用にカスタマイズしています。

3. CT撮影による3次元画像診断
レントゲン撮影と比較すると、CT撮影では歯の神経の走行が立体的に把握できます。
マイクロスコープと組み合わせることで、肉眼では見えない神経の取り残しを防ぎます。

4. ゆとりある治療時間と動画による説明
ドクターが治療中に席を離れずに、付きっ切りで治療いたします。(実はこれが成功の1番のポイントです。)
前歯ならば1回1時間の治療を平均2回で、奥歯ならば1回1時間の治療を平均4回で行います。
また、治療中の様子を後で静止画や動画にて説明いたします。
精密根管治療のデメリット
根管治療後には、被せ物(差し歯)を入れる必要があります。
保険診療の制約のため、自費治療である精密根管治療を受けた後に、保険の被せ物は選択できません。
精密根管治療の費用(医療費控除の対象となります)
前歯・・・80,000円 小臼歯・・100,000円 大臼歯・・120,000円 (税抜き)