親知らずの抜歯
骨に深く埋まっていたり、顎の中の太い血管や神経に近い親知らずの抜歯には、専門的な知識と技術が求められます。
当院ではCT写真を撮影出来ますので、親知らず周囲の骨の厚さ硬さ・神経との距離を確認してからの処置が可能です。レントゲンでもある程度の情報は得られますが、やはりCTによる立体画像は外科処置の診査には欠かせないと思われます。
「親知らずを抜くのは大変そうだ」と思われる方がほとんどだと思いますが、必ずしもそうではありません。歯の頭が出ている場合には1~2分で抜けますし、埋まっている場合でも30分程度の処置時間で終わります。
処置後の痛みと腫れを最小限に抑えるために、医療用空気清浄機・生体モニター・ピエゾサージェーリー・遠心分離機など最新の機材も完備しております。外科処置である以上、術後の偶発症・合併症が稀に起きることはありますが、無理に残しておいてもいつかは厄介な感染症を引き起こす原因となってしまいます。
以下の項目のうち、1点でも当てはまる場合は早め早めの抜歯をオススメしています。
親知らずを抜歯したほうが良いケース
- 疲れたときに、歯ぐきが腫れてしまう
- ご飯を食べると、いつも食べ物が挟まってしまう
- 手前の歯もしくは親知らずが虫歯になってしまった
- 一度でも痛かったことがある
- 歯並びが少しずつ悪くなってきている気がする
親知らずを抜歯しなくて良いケース
- 親知らずがきちんと生えて、上下がしっかり噛み合っている
- 歯ブラシで汚れを取ることが出来る
- 顎の骨の中に完全に埋まっている
親知らず抜歯の流れ
親知らず抜歯前・抜歯後 症例 1


親知らず抜歯前・抜歯後 症例 2

