先輩歯科衛生士の声

前の職場に2年ほど勤め、予防処置の技術は一通り身につけたので、もっといろんな診療に対応できるようになりたいと思い転職することにしました。当院に入職したのは、衛生士がドクターと対等な立場で働いてるのが分かったから。以前は「ドクターのサポートをする」という意識があったので、当院を見学した際、どのユニットを見ても衛生士が中心となって診療を回していることに感動したんです。大きな役割を任せてもらいながら経験値をあげていける、まさに私の理想にぴったりの職場でしたね。

先輩のやり方を見学した後、実際に挑戦してみるというプロセスで仕事を覚えていきました。
それまではクリーニングを主に行っていたので治療の内容を覚えるのに苦労しましたが、先輩がポイントを絞って分かりやすく教えてくれたおかげで徐々にコツがつかめてきて。現在は仮歯の作製やCR充墳、光学印象までスキルの幅を大きく広げられました。

当院では衛生士が「院内で最も患者さんに近い存在」として、カウンセリングや治療説明も担当しています。ドクターには言いにくいようなことを相談してくれたり、ご提案したことを受け入れてもらえたりするとうれしいですね。
私自身の知識が増えるにつれアドバイスの内容も濃くなっていき、以前よりも一人ひとりの患者さんにしっかり寄り添えるようになったと感じています。

今の課題はスピードです。まだ慣れないことも多いためどうしても一つの処置に時間がかかってしまい、先輩やドクターにフォローしてもらうことがあって･･･。皆さん「大丈夫だよ！」と言ってくれるのですが、その優しさにいつまでも甘えていてはいけませんよね。技術力を上げるのはもちろん、頭の中で段取りをきちんと組み立てる力もつけていかなければと思っています。そのためには、何と言っても経験を積むことが大事！テキパキと動ける衛生士になれるよう、どんどん練習を重ねていきたいです。

青木 美玖

新横浜歯科衛生士専門学校卒
DH歴 4年目 / 入職年 2017年 / 出身地 神奈川県