スタッフブログ

当院スタッフによるブログです。

2024年 10月 24日

0歳〜3歳のお子さんのための小児歯科

当院は、《歯が生え始めた0歳児》から受診していただくことができます。

いつから歯医者さんに連れて行けばいいの?

みなさん、何歳になったら歯医者さんデビューしていますか?

当院では、お子さんに歯が生えたら連れて来て下さい。と皆さんにお伝えしています。

幼稚園、保育園の検診に引っ掛かったら、行ってみようかな?とお考えの保護者の方。

それでは遅いです!!!

初めての歯科受診で、むし歯治療をするのはお子様には非常にストレスがかかります。

歯医者🟰怖い場所 というイメージがついてしまいます。

大人になっても幼少期の恐怖体験は記憶に残るようで、当院に来院される患者様の中には

子供の頃の歯の治療が痛くて怖かったから歯医者は苦手で怖くて酷くなるまで来れなかった。

と言って、ひどい状況になってやっとの思いで治療に来られる患者様もいました。

何も困っていないうちから、歯医者さんで3ヶ月に1回のクリーニングとフッ素塗布を受けていただいて、乳歯の頃からむし歯を作らないように予防をしていくことが大切です!

お子さんの虫歯ゼロを達成するための4つのポイント

1.家庭で毎日フッ素を使う。

フッ素は、正しく使用するとむし歯予防に非常に効果的とされています!

毎日の歯磨きの際に、仕上げ磨きの後にはフッ素入りの洗口液やジェルを塗布してください。

まだうがいができない小さなお子さんにはフッ素ジェルがお勧めです。

2.飲食回数を決める。

朝昼晩の食事以外に、一日中ジュースやお菓子をダラダラと食べたり飲んだりすることで

むし歯のリスクを上げてしまいます。飲食時間と回数を決めることがとても大事です。

3.仕上げ磨きをしてあげる。

毎晩寝る前の保護者の方による仕上げ磨きが重要です!

10歳くらいまでは、必ず毎晩仕上げ磨きをするように心がけてください。

お子様のご自身のブラッシングだけでは不十分ですよ〜!

4.3ヶ月に1回、歯科医院で高濃度のフッ素を塗布して貰う。

歯科医院での高濃度のフッ素塗布は、お子さんの歯の表面を強くし、家庭での毎日の低濃度のフッ素の活用は、お子さんの歯の内部を強くしてくれます。
歯科医院とご家庭両方でのフッ素の活用が、歯の質を強くすることにつながりますよ♪

すでにあるむし歯はどうする??もしかしたら治療しなくて済むかも!

虫歯が進行する原因とは

《むし歯》と言っても、その大きさや進行度合いは様々!
乳歯の表面だけにとどまっている小さいむし歯は、治療することでかえって歯の寿命を短くしてしまいます。

むし歯治療の詰め物はしょせん人工物
治療後、何年かすると詰め物と歯の間に隙間ができます。
そこから、むし歯菌が歯の深部に侵入して、さらに大きいむし歯を作ってしまいます…
この悪循環の始まりは、最初のむし歯治療から起こっているんです。

むし歯の進行を止める【サホライド】

乳歯の小さいむし歯の場合は、サホライド(むし歯の進行を止める薬を塗っておいてからの経過観察を、当院では行っています。


1歳・2歳で、上手にむし歯治療を受けることができるお子さんはいません。
3歳で、上手にむし歯治療を受けることができるお子さんの割合も、わずか20%と言われています。
歯を削る治療をしないこと、麻酔注射をしないことで、なるべく怖い思いをしない様にして
お子さんが歯医者嫌いにならない様にケアしていきます。

0〜4歳(未就園児)のお子さんには、午前中の来院をお願いしています。

小さいお子さんの場合、午後だと眠かったり疲れたりしていて、歯医者に来ること自体が大変です。
せっかく頑張って来院して頂いてもぐずってしまい何も出来なくなる可能性が高いです。
保護者の方の貴重な時間が無駄になってしまうことも…。

いかがでしたでしょうか?

次回は4~6歳のお子様への治療方針をご紹介します♪

小児歯科についてはこちらもご覧ください。

この記事を書いた人
スッタフブログ

くげぬま海岸歯科クリニック スタッフのブログです。

スタッフの投稿一覧