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2026年 09月 08日

【小児矯正】当院が大切にしている「顎を広げるだけではない」子どもの歯並び治療

こんにちは。藤沢 くげぬま歯科クリニックです。

「子どもの歯並びが気になるけれど、小児矯正はいつから始めればいい?」

「小児矯正をすれば、成人矯正は必要なくなるの?」

「小児矯正の費用はどのくらいかかる?」

お子様の歯並びについて、このような疑問をお持ちの保護者の方は多いのではないでしょうか。

小児矯正では、成長期のお子様だからこそできる治療があります。
一方で、「顎を広げれば歯並びが自然にきれいになる」と考えてしまうと、実際の仕上がりにギャップが生じることもあります。

当院では、「顎を広げるだけ」で終わらせず、必要に応じて実際の歯の配列まで整えることを、小児矯正の方針としています。

今回は、当院が小児矯正で大切にしていることや、治療の考え方、費用について詳しくご紹介します。

成長期だからこそできる歯並びの治療

小児矯正とは、成長期のお子様を対象に行う矯正治療です。

大人の矯正治療と大きく異なる点のひとつが、お子様自身の成長を利用しながら治療できることです。

歯がきれいに並ぶためのスペースが不足している場合に、成長期を過ぎた成人矯正では抜歯をしてスペースを確保するしかありませんが、小児の場合は【拡大床】という装置を使って、顎の成長を利用してスペースを確保する事が可能になるケースもあります。

しかし、小児矯正では「スペースをつくること」だけがゴールではありません。

実際の歯の位置や噛み合わせまで考えながら、これから生えてくる歯も含めて、お子様のお口の成長を見ていくことが大切です。

小児矯正はいつから始める?

では、小児矯正は何歳から始めるのがいいのでしょうか。

小児矯正を始める適切な時期は、お子様の歯並びや顎の成長、永久歯への生え替わりの状況などによってそれぞれ異なります。

当院では、お子様のお口の状態を確認したうえで、今すぐ治療が必要なのか、少し経過を見たほうがよいのかも含めてご相談しています。

歯並びが気になった場合には、実際に矯正を始めるかどうかを決める前に、早い段階で一度検査・診断をしておくことをおすすめします。

小児矯正は「顎を広げるだけ」で終わり?

小児矯正には、大きく分けて次のような治療があります。

  • 歯がきれいに並ぶためのスペースをつくる治療(Ⅰ期治療)
  • 実際に歯をきれいに並べる治療(Ⅱ期治療)

スペースをつくったからといって、すべての歯が自然に理想的な位置へ並ぶとは限りません。

そこで当院では、必要に応じて歯の表面にワイヤーを設置し、実際の歯の配列まで整えていきます。

これが当院の矯正専門医、芝田先生の小児矯正に対する大きなこだわりです。

◎矯正医 芝田先生の紹介はこちら

小児矯正の費用は「金額」だけで比較しないことも大切

小児矯正を検討する際、費用は大切なポイントですよね。

ただし、矯正治療の費用を比較するときには、「その費用にどこまでの治療が含まれているのか」を確認することが重要です。

例えば、顎の成長を利用して歯が並ぶスペースをつくることを主な目的とした小児矯正の場合、歯そのものの配列までは治療範囲に含まれていないことが多くあります。

その場合、お子様が中学生頃になってから、改めて成人矯正が必要となり、追加で費用がかかる可能性があります。

もちろん、治療後の経過には個人差があり、小児矯正だけで十分な状態になるお子様もいれば、成人矯正が必要になるお子様もいます。

だからこそ当院では、「小児矯正で何を目指すのか」「どこまで治療するのか」を最初にできるだけ分かりやすくお伝えすることを大切にしています。

小児矯正の時期には、まだ生えてこない奥歯がある

小児矯正の時期には、まだ生えていない奥歯があります。
特に、12歳以降に生えてくることが多い「7番」と呼ばれる奥歯は、小児矯正を行っている時期には、まだ十分に生えていない場合があります。

そのため、当院では、Ⅰ期治療・Ⅱ期治療という区別を設けておりません。
小児期から成人矯正と同じように、最終的にきれいな歯並びと噛み合わせに仕上げることをゴールとして治療を行います。

ただし、治療開始時点では7番がまだ生えていない場合、その後の生え方や歯並びへの影響を予測しきれないことがあります。


一般的な歯並びの場合は、治療開始時から7番までの治療を前提とせず、まず7番以外の歯並びを整えたうえで、いったん装置を外し、7番が生えてくる経過を確認する必要があります。(この際の経過観察は年に1~2度の診察です。)

成長後に追加の矯正治療が必要になることもあります


7番が生えてきた時点で、追加の調整が必要と判断された場合には、その時点で対応します。
お子様の年齢や思春期の時期も考慮し、見た目が気になりにくいよう、奥歯のみに装置を付けて調整する事が可能です。

7番の追加治療が必要となった場合
追加費用:55,000円 + 調整料5,500円
※必要となる場合のみ
※治療内容や治療期間には個人差があります。

料金の区別(診断により適用をご案内します)

◎一般的な歯並びの場合:715,000円
治療開始時点で7番までの治療を前提とせず、必要になった場合にのみ追加対応を行います。そのため、7番の治療が必要となる可能性が低いケースでは、治療費を抑えることができます。

◎治療が難しい歯並びの場合:770,000円
先欠など、診断時から7番を含めた治療計画が必要と判断されるケースでは、成人矯正と同様の範囲まで治療を行うため、770,000円となります。このようなケースでは、7番が生えてくるのを待ってから対応するのではなく、診断の段階から7番までを含めた治療計画を立て、成人矯正と同様の範囲まで治療を行います。

※治療の必要範囲や治療期間には個人差があります。最終的な治療方針や費用は、診断時にご説明いたします。

当院の小児矯正の費用

項目一般的な歯並びの場合治療が難しい歯並びの場合
装置・施術料715,000円770,000円
保定装置料(リテーナー)44,000円44,000円
調整料5,500円5,500円

※矯正治療の費用については、治療内容やお子様のお口の状態によって異なる場合があります。
※詳しい費用については、矯正精密検査(資料どり11,000円)のあと、矯正診断の際にご説明いたします。

◎矯正の資料どりについてはこちら

小児のインビザライン(マウスピース矯正)について

最近では、お子様の矯正治療でも「インビザラインなどのマウスピース矯正を希望したい」というご相談が増えています。

マウスピース矯正には

  • 装置が目立ちにくい
  • 取り外しができる
  • 食事や歯みがきがしやすい

といったメリットがあります。

ただし、マウスピース矯正では、毎日決められた時間きちんと装着することが治療を進めるうえで非常に重要です。

また、マウスピースを紛失した場合には、再作製が必要となり、別途費用がかかる場合があります。

そのため当院では、まだマウスピースの装着時間や管理をご自身で行うことが難しい年齢のお子様には、インビザラインを積極的にはおすすめしていません。

ただし、お子様ご本人がしっかり管理できる場合や、ご家族によるサポートが可能な場合など、インビザラインが適しているケースもありますので、ご希望の場合は小児矯正の費用に+220,000円で、インビザラインによる治療をお選びいただけます。

お子様の年齢、歯並び、装着時間を守れるか、マウスピースを管理できる環境があるかなどを考慮し、どの治療方法が適しているかをご相談ください。

受け口傾向のお子様に関して

受け口傾向のお子様は、生え変わりを待たずに早めに矯正治療をスタートする場合があります。

状態によって、まずは受け口を治すマウスピース(プレオルソ)を装着していただき、経過観察を行います。

受け口が改善したところで、歯列の拡大などは必要ないと判断された場合は、そのまま治療は終了となります。

◎プレオルソ 42,900円(税込)
※装置料は一括払いのみとなります。

お子様の歯並びが気になったら、まずはご相談ください

小児矯正は「顎を広げること」がゴールではありません。

成長期だからこそできることを大切にしながら、できるだけきれいな歯並びと良い噛み合わせにつなげていく。

それが、当院が考える小児矯正です。

お子様の歯並びについて気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

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ブログ監修者:芝田健二郎(日本矯正歯科学会認定医)

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