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院長ブログ

院長 三浦 陽平

2020年 10月 09日

歯の麻酔が心配な方へ

歯の治療において、絶対に必要な麻酔注射。
歯の麻酔についての情報をまとめましたので、参考にして下さい。

歯の麻酔で起こる副作用の症状
①動悸
麻酔薬にはアドレナリンが配合されているため、心拍数が上昇します。心拍数が上がることで、動悸が起こることがあります。
②頭痛
アドレナリンを配合していることによって、血圧が上昇します。
そのため、血圧が上がり頭が痛くなるという方もいるようです。
③悪心
手術中は緊張していますし、麻酔の注射の痛みで脳貧血を起こす方もいらっしゃいます。
そして、脳貧血から吐き気を催したり、悪心を起こしてしまったりする場合があります。
④手足が震える
麻酔注射の際の緊張で脳貧血を起こし、手足が震えるという副作用が起こる場合があります。

副作用が生じた場合
不快症状が起きてしまった場合は、すぐに当院スタッフにお伝え下さい。
治療を中断して、少し休むと回復されることがほとんでです。
また、「今まで副作用が起こったことがない」という方でも、当日の体調や精神状態などにより起きてしまうこともあります。

歯の麻酔が効いている時間
歯の麻酔は、歯肉に針を刺して、麻酔薬を歯茎や顎骨に浸透させることで、治療時の痛みをブロックする麻酔方法です。(専門用語で浸潤麻酔と言われます。)
歯の神経は硬い歯の中にあるので、歯に直接麻酔することが不可能なため、周りの部分にたくさんの麻酔薬を注入する必要があります。
そのため、麻酔が効くまでに時間がかかったり、治療が終わっても広範囲の部分(鼻や唇や頬)がしばらくしびれています。
処置内容によりますが、治療後2~4時間は効いていることが多いと思って下さい。
(お付き合いが長くなれば、その方に取って最適な麻酔量が分かってきます。)
麻酔が長く効くことによる痺れを不快に感じると思いますが、お体には異常はありません。
あくまで一時的なものですので、ご安心下さい。

唇を噛んでしまうことがあります
麻酔が効いているときに、唇をかんでいると大きく腫れてしまうことがあります。
お子さんや久しぶりに歯の治療を受けた方の場合は、麻酔が効いていると噛んでも痛くないため、何度も唇を噛んで腫れてしまうことがあります。

麻酔薬を変えることもできます
当院では、3種類の麻酔薬を患者様の状況により使い分けています。
前回の治療時に、不快症状が強く出てしまった場合や、麻酔の作用時間が長かった場合は、処置内容に応じて麻酔薬の種類を変えることも可能ですので、当院スタッフにお伝え下さい。

この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

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