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院長ブログ

院長 三浦 陽平

2024年 03月 06日

海外在住の方の要望に沿った治療を行なっています。

当院では、海外在住の方の治療を、積極的に受け入れています。
住んでいる国の医療制度にもよりますが、海外の歯科治療費は非常に高額になることがほとんどです。
アメリカやオーストラリアで、親知らずを抜歯したら50万円を請求されたという話を聞いたこともあります。
アメリカでは、歯周病治療で30万ほどかかったということもよく耳にします。

また、医療用語を伴うコミュニケーションを母語以外の言語で行うのは、かなり大変です。
日本語でも医療用語は患者様からすると難解なのに、母語以外なら尚更でしょう。

①春休みにインプラントを埋め込んで、夏休みで上部構造(セラミック歯)をセット。
②短期帰国している2週間の間に、親知らずを抜歯。
③年末年始の帰国中で、歯周病治療のクリーニングを受ける。
④日本に滞在している3週間で、前歯4本をセラミックで綺麗にする。
などの要望はとても多く、当院の短期集中歯科治療で患者様の要望にお応えしてます。

ただ、矯正治療だけは短期でなんともならないので、日本に定住してからの治療スタートを提案しています。
矯正治療以外でしたら、滞在日程に応じてフレキシブルな対応を心がけています。
1回あたりの診療時間を2時間3時間と長くすることも可能ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。

オーストラリアからの一時帰国中にセラミック修復を行なった審美歯科治療例

初診時口腔内写真。
オーストラリアに定住しており、日本には毎年年末年始に帰国する方(40代・女性)でした。
日本に滞在している3週間のうちに、以前から気になっていた上の前歯4本を治したいというご希望で、当院を受診されました。

治療方針
当院では、患者様個々の事情に応じた、綿密な治療計画を立案いたします。
当たり前ですが、十分な時間をかけて通院して頂いた方が、良質な治療を提供できます。
しかし、海外在住の方の場合は、短期で何とかするしかないのが事実です。
患者様の要望をヒアリングした上で、できることできないことを初診時に明示いたします。
今回の症例においては、
①歯周病治療
②上の前歯4本を削ってから仮歯のセット
③セラミックの型取り
④セラミックのセット
⑤噛み合わせのチェック
5回の通院で治療が終わる計画を立てました。

治療後の口腔内写真。
本来は歯周病治療が終わってから、最低でも1ヶ月は待ってセラミックの型取りをしたいところです。
今回は歯周病治療が終わってから、1週間後にセラミックの型取りを行ったため、歯茎のラインがやや不揃いになってしまったことは否めません。
しかし、一般の方からすると、気にならないレベルで治療を完了させることができました。

かなり時間の制約がある中での処置であることは否めませんが、患者様はとても喜んで頂けました。
その後は、毎年年始に定期検診に来て頂いており、何もトラブルは発生していません。

この症例の治療費
660,000円(税込)
プレミアムセラミック4本→1本あたり165,000円(税込)

この症例のリスク
セラミックが稀に欠けたり、外れることがあります。
その場合は10年保証が付いていますので、速やかに対応いたします。
本来は半年に1回の検診が保証の条件となりますが、海外に在住の方の場合は1年に1回の検診でも、保証をお付けしています。
(もちろん海外から日本に帰国するのが半年に1回の方の場合は、半年に1回の検診をお勧めします。)

この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

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