どうもみなさまお暑うございます、ていうか暑すぎますね!
寄る年波か、暑くて仕方のない、そんな歯科衛生士の大友でございます。
今回は歯科技工について。
歯科治療においては、歯を削って、詰め物被せものをしますね?その詰め物被せものを作っているのは歯科技工士さんです。今でも振り返って私、技工士になれば良かったなーーと思いますがそれはいいとして。
中でも熟練のマイスター、セラミック専門のセラミストなる技工士さんがいらっしゃるのです。
私たち診療所レベルではデザイン指示と型取りに命を注ぎ、完璧な模型を技工士さんに送ります。あとはセラミストの技工士さんの腕次第、素晴らしいセラミックができあがります。つまり作業の分担です。日本刀作りも、玉鋼(たまはがね)の荘厳な造り出しから、練金、研ぎ、紋様付け、それぞれ職人の作業分担で成り立っていますよね。(例えがまた!)
これはSHTという比較的新しいジルコニア系の材質のブリッジです。尊敬してやまない技工士 I さんの力作です。
右下の保険の銀歯のブリッジがSHTのブリッジに変わり、とてもなじんでいます。
出来上がった歯を、ホラいいでしょう〜?と、さも自分の手柄のように得意になってセメントでくっつけている私達ですが、この技工士さんの技術があってこそ、なわけです。
奇しくも私が住んでいるマンションの一階がどっかの歯科技工所なのですが、夜中もお仕事されているようです。夜中12時まわっても機械音が聞こえてきます。ほんとにご苦労様です!
インプラント治療においても、最終的な上部構造は技工士さんの腕にかかっています。
スクリュー固定(ねじ止め)タイプの上部構造です。歯ぐきからの立ち上がり、適合など、バッチリ、いやばっちし、でございます。なぜならこれはわたしの歯ですから。
ま、そういうことでございまして、技工士さんの技術力にかかっているわけでありますが、当院では数名のマイスターに作っていただいております。院長が得手不得手を把握し、適材適所で得意になって采配をふるっておりますので(絵ヅラ的には『日本昔ばなし』のオープニング)、皆様安心しておまかせください!
そして私達歯科衛生士がその後のメインテナンスについてしっかり付き合ってまいります。。