院長ブログ

院長 三浦 陽平

2023年 05月 10日

すべての歯を治したい方のための全顎治療(フルマウス治療)②

全顎治療(フルマウス治療)とは?
全顎治療(フルマウス治療)は、全顎=フルマウス=Full-Mouth、という語源から分かるように、お口の中全体を対象とした治療となります。
私たち専門家からは咬合再構成とも呼ばれる治療で、お口の中をトータルな視点で診ることで、根本からの解決を目指します。

全顎治療(フルマウス治療)の対象となる方
・お口の中が全体的にボロボロな方
・長期間、歯科医院に通院しても良くならない方
・どこで噛んでいいか分からない方
・全体的に虫歯だらけな方
・不適合な被せ物が、お口の中全体に入っている方
・歯並びがガタガタな方
・歯をたくさん失ってしまった方
・全体的に歯の調子が悪く、食事ができない方
・全体的に見た目が悪く、口元にコンプレックスを抱えている方
以上のようなお悩みがある場合は、歯1本ずつの治療ではなく、上下左右での噛み合わせを整える全顎治療(フルマウス治療)をご提案しています。

全顎治療(フルマウス治療)のメリット
・全体的な噛み合わせが改善されるので、しっかり噛むことができるようになる。
・再治療の必要性が無くなる。
・何回も通院するストレスから解放される。
・見た目の改善もされるので、口元が美しくなる。
・長期的な視点で考えると、結果的に治療費が安くなる。

私たちは全顎治療(フルマウス治療)を得意としています。
全顎治療(フルマウス治療)は、全ての分野における高い技術力が求められます。
・インプラント治療
・矯正歯科治療
・審美歯科治療
・セラミック治療
・噛み合わせ治療
・虫歯治療
・歯周病治療
・精密根管治療
・親知らず抜歯
以上のような治療をトータルかつ、正しい順番で行う必要があります。
また、全顎治療(フルマウス治療)を成功させるには、最終的な被せ物を製作する歯科技工士の協力が必要です。
当院では、豊富な経験を持つ歯科医師と歯科技工士がタッグを組むことで、20年30年と長持ちする治療を患者様にご提供します。
全ての歯の治療をしたい方は、ぜひ当院にご相談下さい!

全顎治療(フルマウス治療)の担当歯科技工士の紹介
最終的な噛み合わせ(セラミック歯)を作製するのは、歯科医師ではなく歯科技工士の仕事となります。
しっかり何でも噛めて、美しく自然な口元を実現するには、全顎治療(フルマウス治療)専門の腕が良い歯科技工士との連携が欠かせません。
当院の全顎治療(フルマウス治療)を担当するのは、高畑寿也先生。
全顎治療(フルマウス治療)の、豊富な経験を誇ります。

高畑先生から患者様へのコメント
はじめまして。くげぬま海岸歯科クリニックの全顎治療(フルマウス治療)のセラミック歯を担当している高畑です。Accordentには、「調和する・一致する」という意味があります。
私たち歯科技工士と患者様の思いが一致するという想いを込めました。
Accordent.Labでは、患者様の要望をヒアリングし、ご希望に合った最高のセラミック歯を提供いたします。

治療例


治療前

初診時レントゲン写真。
右下の他院さんで入れたインプラントの調子が悪いことが、一番のお悩みでした。
初診時口腔内写真。
右側の噛み合わせが狂ってしまい、患者様はどこで噛んでいいか分からない状態でした。
また、上の前歯が短いことも気にされていました。

治療中

セラミック歯のデジタルデザイン。
上顎に3本、下顎に5本のインプラントを埋め込んでいます。
デジタルデザインにより完成した、精密な仮歯(ファイナルプロビジョナル)をセット。
セラミック歯で20本分、インプラント上部構造で5本分の仮歯が入りました。
この状態で1ヶ月ほど使用して頂き、再構成した噛み合わせに問題かないかをチェックします。

治療後

治療後のレントゲン写真。
右側の他院さんのインプラントのうち1本は再利用しています。
状態の良くない歯は抜いて、4本のインプラントを埋め込みました。
治療終了後の口腔内写真。
審美性・機能性・永続性を兼ね備えた、セラミック歯が入りました。
右側の隙間は無くなり、全ての歯でが均一に噛んでいることがわかります。
また、上の前歯もご希望通り長くすることができました。


すべての歯を治したい方のための全顎治療(フルマウス治療)① はこちら

顎が痛い方(顎関節症の方)のための全顎治療(フルマウス治療)③ はこちら

この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

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