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矯正歯科症例
2023年 12月 10日

矯正歯科症例 噛み合ってない上下の前歯をなんとかしたい。

年齢・性別

20代・女性

来院動機

前歯が噛んでいないので、奥歯でしかご飯を食べれない。
もちろん見た目も気になる。                       

初診時の口腔内写真

初診時口腔内写真。
前歯は全く噛んでおらず、奥歯のみが噛んでいることが分かります。
左側からの口腔内写真。
右側からの口腔内写真。
上顎の口腔内写真。
下顎の口腔内写真。

治療方針

このような噛みあわせを「開口(かいこう)/オープンバイト」と私たち専門家は読んでいます。

口を閉じても前歯に隙間が開いたままなので、サ行・ラ行をうまく発音できなかったり、食べ物をしっかり噛めないといった問題があります。

舌を唇から突き出す、舌の位置が悪い、などの子どもの頃からの悪いクセが原因と言われています。
そのクセを補正するには、患者様の協力が欠かせません。
分かりやすい例えとしては、左利きの方が右利きに補正するのに近い大変さがあります。

舌のクセを意識して無くすのはとても大変です。
遅くても20代のうちに矯正治療をスタートすることを、当院では推奨しています。

治療中の口腔内写真

治療中の口腔内写真。
上顎は裏側に矯正装置が付いています。
左側からの口腔内写真。
右側からの口腔内写真。
上顎の口腔内写真。
上顎のみ裏側に装置が付くので、舌を突き出す悪いクセを意識しやすいメリットがあります。
下顎の口腔内写真。

治療後の口腔内写真

矯正治療終了後の口腔内写真。
約2年半の治療で、上下の前歯の隙間は無くなりました。
噛み合わせも完璧な美しい歯並びとなりました。
左側からの口腔内写真。
右側からの口腔内写真。
上顎の口腔内写真。
前から4番目の左右の歯を抜くことで、顎骨の中に歯が並ぶようになりました。
下顎の口腔内写真。
下顎も上顎と同様に、前から4番目の左右の歯を抜きました。

矯正医より

舌を突き出すクセがある方には、上顎だけ裏側に装置をつけるハーフリンガルを、推奨しています。
上の前歯の裏側に付けた装置が、舌のストッパー役になってくれるメリットがあるからです。
舌の正しい位置を知ることで、自然と口呼吸も改善されます。
口呼吸のままでいると、乾燥した空気が直接、肺に流れ混んでしまい、感染症になりやすいと言われています。
私は、矯正歯科治療を通じて、全身の健康維持にも貢献したいと思っています。

症例の治療に必要な標準的な費用(当投稿日現在)

 880,000円(税込) ハーフリンガル

  • 調整費別途

主なリスク・副作用

きちんと歯磨きをしないと、虫歯や歯周病が進むことがあります。

この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

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