年齢・性別
50代・男性
来院動機
40代くらいから、奥歯が割れてしまい、その都度抜いてきた。
気がついたら、合計7本の奥歯を失ってしまい、食事に不自由を感じている。
失ってしまった奥歯にインプラントを入れて、噛めるようになりたい。
治療内容
事前の精密検査
初診時のレントゲン写真

初診時の口腔内写真


左下の欠損部の高さのスペースが足りません。

右上の欠損部の高さのスペースが足りません。
また側方から見ても、非常に噛み込みが深いことがわかります。

下顎の前歯からの突き上げにより、上の前歯がねじれていることがわかります。

治療方針
・歯を閉じたとき前歯が深く噛み合っている
・上の歯で下の歯が隠れてしまう
「過蓋咬合(かがいこうごう)」とは、上記のように上下の歯の噛み合わせが深くなってしまった噛みあわせを指します。
早い時期に乳歯を失くした、虫歯で奥歯を失ったまま放置した、顔面の骨格のアンバランス、などが原因として挙げられます。
前歯が深く噛み合っているために、奥歯に過剰な横ぶれの力がかかりやすい状態です。
理想は10代のうちに歯列矯正で深い噛み合わせを是正することですが、見た目的には歯並び噛み合わせが悪いようには見えないため、見過ごされたままのことが多いのが実情です。
「過蓋咬合(かがいこうごう)」の方は、50代に突入してから連鎖的に奥歯を失ってしまうことがあり、歯科医院で指摘されて初めて、自分が不正咬合であることに気が付くパターンが多いと言えます。
奥歯を失う前の段階であれば歯列矯正での対応が可能ですが、奥歯を失った後はインプラント治療&全顎治療での対応がベストとなります。
「過蓋咬合(かがいこうごう)」のままでも、インプラント治療で奥歯を再建はできますが、歯を失ってしまった原因が変わらないため、次は顎骨に埋め込んだインプラント(人工歯根)が壊れてしまうリスクが残ってしまいます。
こちらの患者様には過蓋咬合のリスクと、長期的な安定性を求める場合には、全顎治療が望ましいことをお伝えして、ご理解いただけました。

治療後のレントゲン写真

なお左上の奥から3本目の歯(右上5番)は3年以内に割れてしまう可能性が高いため、セラミック歯にはせずプラスチック冠を被せています。
治療後の口腔内写真





Dr.より
過蓋咬合の根本治療は、
・お子さんと若い方向けの矯正治療
・中高年の方向けの全顎(フルマウス)治療
この2つしかありません。
理想は、少しでも早い段階で矯正治療を受けることです。
大事なご自分の歯を失わないで済みます。
しかし、見た目的には何も困っていないがために、奥歯を多数失ってから、噛み合わせに原因があると認識する方もいらっしゃいます。
そのような患者様のために、当院の全顎治療および噛み合わせ治療は有効な選択肢となります。
全顎治療を手掛けているクリニックはそこまで多くはない現状があります。
噛み込みが深いことで奥歯を失ってしまった方は、お気軽にご相談下さい。
症例の治療に必要な標準的な費用
奥歯インプラント5本→2,200,000円(税込)
《1本あたり440,000円(税込)》
前歯インプラント1本→495,000円(税込)
前歯プレミアムセラミック11本→1,815,000円(税込)
《1本あたり165,000円(税込)》
奥歯プレミアムセラミック6本→858,000円(税込)
《1本あたり143,000円(税込)》
ファイバーコア5本→110,000円(税込)
《1本あたり22,000円(税込)》
咬合再構成(精密咬合診断・咬合デジタルデザイン・3段階のプロビジョナル・噛み合わせ治療)24本→858,000円(税込)
《天然歯1本あたり33,000円(税込)/インプラント1本あたり44,000円(税込)》
総額 6,336,000円(税込)
主なリスク・副作用
インプラント治療には「腫れ・痛み・違和感・出血・感染」などのリスクがあります。
また、まれにインプラントと骨が結合しないことがあります。
もし万が一、インプラントと骨が結合しない場合は、すぐに再埋入手術を無料で行わせていただきます。
当院のインプラント治療には10年保証が付いていますので、ご安心下さい。
セラミックがまれに欠けたり割れたりすることがあります。
当院のプレミアムセラミック治療には10年保証が付いていますので、トラブル発生時には無料対応いたします。
(半年に1回の検診が、保証の条件となります。)