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院長ブログ

院長 三浦 陽平

2014年 11月 15日

親知らずの抜歯②

最近、親知らずの抜歯を希望されて来院される患者様がとても多いです。今日は朝から3例続けての親知らず抜歯!

僕は口腔外科専門医ではないのですが、要望がある限り出来るだけ自分で抜くようにしています。もちろん近くに藤沢市民病院口腔外科もあるので紹介も可能です。ですが、大きい病院には“口腔ガン”“顎の骨折”“唇顎口蓋裂”などの特殊な病気に専念して欲しいですからね。親知らずは全ての方にあるわけですし、通常は入院も必要ないので、クリニックで対応するべき疾患だというのが僕の考えです。

そんなわけで親知らずの抜歯①もご覧になって、気になっている方や他院で抜けないと言われた方はご相談下さい。初診時には診査・診断・説明を行い、2回目で抜歯という流れで対応しています。

「たびたび右下の奥歯が腫れて痛む」と来院された患者様のレントゲン写真。左下・右下どちらにも親知らずがありますね。でも形が全然違うのはなんででしょう?左下には横向きになってる親知らずが見えるのに、右下には円球みたいなものが見えています。

CTを撮影してみると

なんと、親知らずが横を向いているだけではなく、内側(舌側)に倒れ込んでしまっています。100人に1人のケースかも知れませんね。親知らずの内側には舌神経があるので、神経損傷だけは避けなくてはいけません。万が一損傷してしまうと、舌の半分が麻痺してしまい味も温度も分からなくなってしまいますので。。。

2年半前から健康保険で親知らずのCT撮影《自己負担金3500円くらい》が認可されたので、本当に便利になりました。レントゲンだけでなくCT写真もあると、立体的なイメージがつくので、最小限の骨削除量で抜くことが出来るんですね。

患者様には、神経を守るために外側の骨を削って抜く必要があること、その結果として3日間くらいの腫れと痛みを伴うことを説明してスケジュール調整を行いました。

感染を防ぐために抗生剤をオペ1時間前に飲んで頂き、実際のオペ時間は40分で完了。抜歯後の右下を見て頂けると骨が削除されているのが分かるでしょうか?

もちろん骨を削らないで抜けば、腫れも痛みも少なくなりますが、神経麻痺のリスクは高まってしまいます。事前に予想したとおり、患者様がしんどかったのは3日間だけ。金曜日に抜いて土日は休息されたので、仕事にも影響が出ず、喜んで頂けました。

この記事を書いた人

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

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