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院長ブログ

院長 三浦 陽平

2015年 02月 01日

歯周病③

歯周病①歯周病②では、
虫歯ではなく「歯周病」で歯を失う方のほうが多いことと、「歯周病」の原因・特徴・治療方法について書きました。

今日は更に補足して書いていこうと思います。

“歯周病って確かに怖いなーでも痛くもないのに、何回も汚れを取る為に通院するのは面倒だなあ”
“万が一歯が抜けたら困るけど、そのときは入れ歯があるからいいや”
“入れ歯は嫌だけど、今はインプラントがあるから大丈夫でしょ”
って思っている方いませんか?

最近の研究によって、歯周病は全身の病気と密接に関わっていることが、証明されています。
・心筋梗塞→歯周病菌が血小板に入り込むことで、血栓が出来やすくなり、心臓の血管が詰まってしまう。
・糖尿病→歯周病菌によって糖尿病がすすみ、糖尿病によって更に歯周病が悪化するという、負の循環が生じてしまう。
この2つが代表的ですが、三叉神経痛・肋間神経痛・バージャー病などとの関連性も指摘されているんです!

肺や胃腸の中をキレイにするのは大変ですが、お口の中のクリーニングは簡単ですよね。最初だけは、歯茎の外と中で計6回ほどのクリーニング回数ですが、その後は1〜3ヶ月に1回だけで済みます。お口の中がツルツルピカピカになるのは、とっても気持ちいいですよ。

当院の常勤歯科衛生士も、2月に4人から5人へと増えます。全日本人のうち8割が罹患していると言われる歯周病。
ぜひプロフェッショナルによる定期的な歯石除去を受けて頂き、口腔に限らず全身の病気も予防して欲しいですね。

下の図は歯周病の進行度合いを描いたアニメーションです。進行すると顎の骨が無くなってしまうのが怖い点です。失われた顎骨を再生させるのは困難ですから、予防的クリーニングが一番大事でしょう。

 

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この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

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