院長ブログ

2014年 09月 03日

歯周病②

今日は歯科の2大疾患の一つである歯周病について書こうと思います。(もう一つは、もちろん虫歯です。)

昔は歯槽膿漏と言われていることもありましたが、現在は「歯周病」という病名で統一されています。実は、現代人が歯を失うNo.1の原因は虫歯ではなく歯周病なんです!!!たとえ、虫歯になってしまっても痛みが出た段階で歯科医院に来てもらえれば、まずその歯を抜くことなく治せます。ですが、歯周病は別です。痛みを自覚して来院された時点で、残念ながらアウトです。

歯周病という病気の本質は、歯を支える顎の骨が無くなってしまうことです。完全に無くなってしまった骨を再生することは、非常に難しくまだ治療法は確立されていません。虫歯に関しては予防が大事という意識が高まってきましたが、まだまだ歯周病に関しては知られていないように思えます。

では、歯周病にならないようにするにはどうするか???答えはシンプルです。お口の中の汚れを徹底的に取り除く。これが全てといっても過言ではありません。みなさんが家を常にキレイに保つにはどうしていますか?毎日こまめにお掃除して、たまに大掃除をする方がほとんどだと思います。

歯周病が進んでしまった方の口腔内写真になります。クリーニングと歯磨き指導が終わりキレイにはなりましたが、、、

歯周病

骨吸収が進んでしまったので歯が長く見えていることが分かると思います。ここまで進んでしまうと、歯がグラグラして浮いているような自覚症状もあります。

歯周病 固定

クリーニングだけではグラグラを治すことは出来ないので、接着剤で連結します。出血も腫れもなく、安定した状態にはなっていますが、元通りに治るわけではないんですね。

家のお手入れと同じく、毎日しっかりと歯磨きをした上で、自分では取りきれない汚れを1ヶ月〜3ヶ月おきに歯科医院でクリーニングする。面倒だなあと思われてしまうかも知れませんが、歯周病が進行してから歯科医院で治療を受けても限界があるわけですから、予防したほうがずーっと良いのは分かって頂けると思います。

 

 

 

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