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院長ブログ

院長 三浦 陽平

2016年 03月 30日

2歳までのお子さんにオススメの歯磨き粉

春を迎えて、当院の受付に新しい歯磨き粉を導入しました。

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従来は、うがいが出来るようになる4歳くらいから歯磨き粉を使用すれば良いと言われていました。ですが、歯磨き粉の中に含まれるフッ素濃度をコントロールすれば良いという考えから、現在は生後6ヶ月から歯磨き粉を使用することが提唱されています。

2歳以下のお子さんが飲み込んでしまっても問題ないように、今回導入した歯磨き粉のフッ素濃度は500ppm。うがいができるようになればフッ素濃度1000ppmの歯磨き粉にステップアップです。

フッ素は歯のエナメル質表面に浸透すると、歯を丈夫にしてくれます。日本で発売されている歯磨き粉の90%以上にはフッ素が含まれていますが、フッ素濃度を意識して使いわけるのが、虫歯予防には大事なんですね!

フッ素を過剰に怖がる方もいらっしゃいますが、WHOはフッ素を必須栄養素の一つとしています。必須ということは、適切な量を日々摂取しなくてはいけません。残念ながら日本では、フッ素はカルシウムと同じで、まだまだ摂取量が足りないと言われています。

500mlの紅茶やウーロン茶に含まれるフッ素は0.4mg。土や海水にもフッ素は存在しているので、新鮮なお野菜や魚介類を食べることも、歯にいいと言えるでしょう。

虫歯予防には、毎食後にフッ素入り歯磨き粉を使用して歯磨きすること、甘いジュースを控えてお茶を飲んでいただくこと。この二点を意識して頂ければと思います。

 

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最新の虫歯予防方法 第3弾

この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

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