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院長ブログ

院長 三浦 陽平

2017年 01月 30日

親知らずを抜くタイミング

いつか抜かなくちゃいけないなあと思いながら、ついつい先延ばしになってしまっている親知らずの抜歯。

「いつ抜くのが良いんですか?」とよく患者様から聞かれます。

答えとしては、「若ければ若いほど良い!!!」これに尽きますね。
海外では大学生の頃に抜くのが一般的です。
なぜなら、親知らずは20歳前後であれば、まだ歯根が完成していないので、容易に抜くことができるからです。
歯根が完成して長くなってしまう30歳以降の抜歯だと、顎の神経を抜歯時に損傷してしまうことも起こり得ます。

その次の回答としては、「1度でも痛くなったり腫れてしまったら抜きましょう!」ですね。
いくら若いうちに抜歯しましょうと言われても、踏ん切りがつかない方々も多いことでしょう。
でも、痛くなったのにダラダラと放置するのは、何のメリットもありません。

症状があるのに親知らずを抜かないでいると
・手前の歯が虫歯になってしまう。
・歯周病が進みやすくなってしまう。
・口臭の原因となる。
・歯並びが悪くなってしまう。
などのトラブルを引き起こしてしまいますからね。

23歳女性の患者様の初診時のレントゲン写真。左右の親知らずの違和感を訴えて来院されました。
お仕事がハードでない時期を考慮して、昨年8月に左下を、今年1月に右下の親知らずを抜くことに。


先週、右下の親知らずを抜歯してから1週間後の確認のためのレントゲン写真。

左右ともに痛みはなく若干の腫れがあったくらいで、とても楽だったようで何よりです!!!

この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

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