今日の題材はマイクロスコープ。前回のブログでは物を拡大できることをお話しました。
実際に日々の診療でどういうふうに使っているかというと、こんな感じです。
精密根管治療治療の様子
「左上の奥歯がなんとなく噛むと違和感がある。痛みはないけど、なんかしっくりこない」
という曖昧な訴えで来院された患者様。
以前、歯の神経を取ったことがあるというので根の再治療をすることを提案。
古い銀歯を外して歯の内部をマイクロスコープ=手術用顕微鏡で覗いてみると、、、、

黄色いお薬が見えました。
20年ほど前までは、歯の内部の細菌を殺すために抗生剤を入れていた時代もあるのですが、当然長期間入れておくと副作用の心配もあるので現在は使われていません。黄色いお薬を取り除くと、、、

少しずつ神経の通り道である根管が見えてきました。
今度はピンク色のお薬が見えます。
ガッタパーチャーと呼ばれる生体親和性に優れたお薬ですが、再治療の際にはすべて取り除きます。
ばい菌は歯の深部に入り込んでいるので、根管の内部をすべて徹底的にキレイにする必要があります。

全ての汚れと古いお薬を取り除きました。
歯の内部は免疫力が機能しないので、どうしても細菌の住処になりやすいんですね。
イメージとしてはお風呂やトイレ掃除と同じで、洗剤をつけてごそごし擦ることで清潔な状態に持っていきます。
それから、またガッタパーチャーで根管を密閉・封鎖をして根の治療は終わりになります。
違和感もなくなり、しっかり噛める状態になりました。
マイクロスコープがあると、今までの勘と経験頼みの処置と違い、すべて“見える”ので正確な治療が可能となります。
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ブログ監修者 院長 三浦陽平