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院長ブログ

院長 三浦 陽平

2023年 04月 16日

銀歯のブリッジが痛い方のためのインプラント治療

日本の健康保険治療で数多く扱われている銀歯。
銀歯は他の国では使われていません。
なぜなら、絶対に再治療が必要になり、歯を失ってしまうから。
特に銀歯のブリッジはお勧めはしません。
土台になっている歯がいつかは壊れてしまうので、結果的にインプラントの本数が増えてしまいます。
最初の段階でインプラント治療を選択しておけば、1本で完治できます。
しかし、ブリッジの土台になっている歯が壊れてからだと、2本か3本のインプラント治療が必要となってしまいます。

とは言え、銀歯のリスクをあらかじめ教えてくれる歯医者さんは少ないので、患者様が最初は銀歯を選んでしまうのも致し方ないんですけどね。

「何年か前に銀歯のブリッジ入れたんだけど、調子が悪いんだけどなあ」とお困りの方は当院にご相談下さい。
当院では、銀歯のブリッジからインプラントに切り替える患者様が多数来院されています。
再治療の悪いループから逃れるための、最善の治療をご提案します。

銀歯のブリッジが痛い方のインプラント治療例

初診時レントゲン写真。
銀歯のブリッジの中がずっと痛い状態でした。
当院に来る前に相談した4軒の歯科医院では、インプラント治療ができないと言われていたよう。
ブリッジの下の部分に、埋まった歯があることが、インプラント治療が難しい原因です。
埋まった歯をうまく切断すれば、通常のインプラント治療と変わらず行えることを、ご説明しました。
アンバランスな銀歯のブリッジが入っています。
ブリッジを外します。
埋まった歯を半分に切断して、インプラントを埋め込むスペースを確保しました。
手前の残せない歯を抜きました。
手前からインプラントを埋め込むための穴を掘ります。
今回の症例では直径4,5ミリ長さ10ミリのインプラントを選択しました。
奥側にも穴を掘ります。
同じサイズのインプラントを奥側にも埋め込みました。
術後のCT写真。
埋まっていた歯が半分だけ取り除かれたことが分かります。
残り半分の歯はそのまま骨内に置いてきても問題はありません。
インプラントに仮蓋をして塗って、オペ終了となります。
全ての工程でかかった時間は、40分とスピーディーに終わりました。
3ヶ月が経過してからの上部構造セット後のレントゲン写真。
切断した歯根も安定しています。
上部構造(セラミック歯)が入った後の口腔内写真。
銀歯と違い、何でもしっかり噛めるようになりました!

この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

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