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院長ブログ

院長 三浦 陽平

2023年 06月 02日

15年経過した前歯のインプラント

上の写真に写っている中の1本の歯がインプラントなんです。

インプラント治療が完了してからちょうど15年が経過しました。
当院の開業が12年前ですから、僕がまだ勤務医だった頃からのお付き合いのある患者様のケースです。
この15年間、トラブルもなく良好であり、真面目に3ヶ月おきのメンテナンスとクリーニングに来て頂いています。

皆さんの目から見て、どこがインプラントか分かるでしょうか?
15年の時間が経過しても、人工物だとは絶対に分からないクオリティが維持されています。
正解は、左上の一番目立つ前歯!です。
レントゲンで、唯一金属が骨内に収まっている箇所ですね。
咬合面からの口腔内写真。
裏側にはインプラント本体にアクセスするための穴を樹脂で埋めています。
こちらはインプラント治療を受ける前の口腔内写真。
左上の前歯には1本のインプラント治療、右上の前歯には3本のセラミック治療を行うことで、見た目を改善しました。

当院のインプラント治療の累計本数は約4,300本。
その中でトラブルになったことは、ほとんどありません。

その理由は、インプラント本体と上部構造(セラミック歯)を接合する機構を、スクリュー固定にしているから。
スクリューで固定する手法にはたくさんのメリットしかありません。

セメントで固定する手法に比べると、インプラント周囲炎や歯周病がが発症しません。
(セメントを取り残すリスクがあるので、どうしてもセメント固定は歯周病になりやすいのです。)

また、万が一、内部のネジが緩んでしまった場合でも、セラミックを壊すことなくスクリューを回して、着脱できます!

15年以上の時間が経過しても問題なく長持ちすることを目指して、日々インプラント治療を行なっています!

10年経過した前歯のインプラント はこちら

10年経過した前歯のセラミック(審美歯科治療)① はこちら

10年経過した前歯のセラミック(審美歯科治療)② はこちら

この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

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