院長ブログ

2021年 03月 14日

歯周病専門医からのインプラント依頼

日本も過去とは異なり、少しずつ専門医制度が浸透してきています。
歯科医師である以上、お口の中のトラブルにある程度幅広く対処するのは、大事なことです。
しかし、ここまで日進月歩で技術と知識がバージョンアップされていく現代において、1人の人間がすべての分野を担当することは無理があるのも事実です。

アメリカでは歯科医療の専門分野が、
・セラミック治療 ・美容歯科治療 ・顕微鏡治療 ・歯周病治療
・矯正歯科治療 ・小児歯科治療 ・口腔外科治療 インプラント治療 ・歯科麻酔治療
と細分化されています。

日本でも、自分の専門分野でない難症例の患者様の場合は、信頼できる先生をご紹介するのが一般的になってきています。
今回は、提携している歯周病専門医の先生からご紹介頂いた患者様のインプラント治療のケースレポートです。
割れてしまった歯を抜いて、インプラントを入れて欲しいという要望でした。

真ん中の銀歯の歯根が割れており、何度も腫れを繰り返していました。
初診時のCT写真。
歯を支える骨が完全になくなり、歯根が浮いてしまっています。
抜歯した後の口腔内写真。
骨が全くないことがわかります。
抜いた歯は粉々に砕けていました。
また大きい歯根嚢胞もありました。
直径5.5ミリ長さ7ミリのサイズのインプラントを選択しました。
直径が太いインプラントのスレッドを骨に咬み込ませることで、大規模な骨造成を避けました。
インプラントが理想的な位置に収まっています。
隙間に人工骨を敷き詰めて、仮蓋をしました。
処置後のCTです。
インプラント周囲に、骨ができていることがわかると思います。
この状態で3ヶ月ほど待てば、インプラントは完全に成熟した骨に覆われます。
3ヵ月後の口腔内写真です。
歯茎のお肉も綺麗に塞がりました。
治療開始から3ヶ月半後に美しいセラミック歯が入り、治療終了となります。

腫れも痛みもなく、スムーズに治療が進み、歯周病専門医の先生と患者様には、とても喜んでいただけました。

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