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院長ブログ

院長 三浦 陽平

2022年 02月 20日

治療途中に入れ歯を使用したくない方へのインプラント治療

「治療途中に入れ歯を使わないと、インプラントができない」と他院で説明を受けてから、当院を受診される方がたくさんいらっしゃいます。

治療途中とはいえ、入れ歯を使うことはかなりのハードルでしょう。
入れ歯が嫌だからインプラント治療を選択したのに、治療途中に入れ歯を使う必要があるのはどう考えてもナンセンスに違いありません。

当院では、以下の手法を駆使することにより、治療途中で入れ歯を使って頂くことはありません。
・切らない縫わないフラップレスインプラント
・すぐに仮歯が入る即時荷重インプラント
・悪い歯を抜いてインプラントを入れる抜歯即時埋入インプラント
そもそも、入れ歯を作るための道具や器材をクリニックに用意していません。

他院さんにおいて、入れ歯を提案されてしまった方は、当院にご相談下さい。

治療途中の入れ歯使用を避けたインプラント治療例

他院さんで、「前歯2本の抜歯をしてから9ヶ月くらい入れ歯使用をしないと、インプラント治療ができない」と言われて来院された患者様の初診時口腔内写真。
当院では、インプラントオペ当日に仮歯も入り、治療期間も3ヶ月で済みます。
フラップレスインプラントなので、メスも針も使いません。
直径4ミリの小さい穴だけ開けます。
直径2ミリの細いバーで6ミリだけ削ります。
金属製の細い棒を入れて、CT撮影を行います。
角度や方向性に問題がないことを確認してから、太いバーに切り替えて骨を削っていきます。
安全性を確認しているので、約3分でインプラントを埋める穴が完成します。
前歯の場合は、細くて長いインプラントを使用します。
この症例では、直径4ミリ長さ15ミリのサイズを選択しました。
インプラントを埋め込んだ後に、スマートペグをセットしてから、ISQ値を測定します。
インプラントの安定度を測定することで、すぐに仮歯を入れることが可能となります。
反対側も残せない歯を抜いてから同じように、インプラントを埋め込む穴を削っていきます。
インプラントが2本埋め込まれました。
インプラント埋入後のCT写真です。
インプラント周囲に十分な骨量がある、理想的な位置に埋め込まれています。
即日で仮歯が入るので、入れ歯の必要はありません。
3ヶ月後に本物のセラミック歯と交換して治療終了となります。
この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

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