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前歯のインプラント

Front Tooth Implant

前歯のインプラント治療には、いくつか気をつけるポイントがあります。

前歯のインプラントは美しさにこだわる必要があります

前歯1本のみをインプラントにした場合、ほんのちょっとでも歯の色や形がイメージと違うと違和感が生じてしまいます。
実際、他院でインプラント治療を受けたものの、自分の理想と異なるために、当院での再治療を希望される方もいらっしゃいます。

自分の天然歯とインプラントを違和感なく調和させるには、歯科医師と歯科技工士の密な連携と高い技術が求められます。
当院では、インプラント認定医・指導医である院長と、インプラント専門歯科技工士が、責任持って美しい前歯の再建を行なっています。

また、歯を造る素材によっても見た目が左右されます。
各クリニックによって名称が異なりますが、一般的な素材は以下になります。

  1. ジルコニアセラミック
    強度の高いジルコニアフレームの上に、歯科技工士が手作業でセラミックを盛り付けて作成。
  2. オールジルコニア(フルジルコニア)
    強度の高いジルコニアブロックを削り出してから、歯科技工士が表面に色付けして作成。
    色合わせが難しい。
  3. ハイブリットセラミック
    樹脂とセラミックの混合素材。
    樹脂が混じっているため、変色と劣化がある。
  4. レジン
    樹脂を使用。色合わせが難しく、変色と劣化のスピードが早い。

当院のインプラント治療は20年30年と長持ちすることを目指しています。
そのため、スタンダードプランでも最も美しく丈夫な1ジルコニアセラミックで歯を作成いたします。

前歯のインプラントは手術が難しい場合があります

前歯は奥歯と比べると、骨が薄いです。
インプラントは、顎骨に「人工歯根」を埋め込んでガッチリ固定させるため、土台となる骨が薄かったり少ないと、治療が出来ません。
一般的には骨が薄い場合、骨を増やす「骨増生手術」を提案されることがほとんどです。
しかし、「骨増生手術」を行うと、どうしても10日間ほど痛みと腫れが生じてしまいます。
当院では、「骨増生手術」を行わない代わりに、Densah® Burによるドリル逆回転のテクニックにより、骨を圧縮させインプラントの固定を図っています。
ドリルを逆回転で使用することで、骨を切削することなく圧縮し、圧縮された骨は刃のねじれ角に応じて逆方向に進んで、骨内の側方に運ばれます。

前歯のインプラントの治療期間と仮歯

前歯のインプラント治療に必要な期間は平均3ヶ月です。
骨増生手術を併用するインプラント治療の場合、治療期間が6ヶ月〜12ヶ月と長期に及んでしまうことがあります。
当院のインプラント治療は、患者様が辛くならないように、最短で終了することを心がけています。
また、治療中はキレイな仮歯が入りますので、ご安心下さい。

前歯に1本インプラントを入れる際の費用と保証

スタンダードプラン

スタンダードプランの費用 495,000円(税込)
インプラント本体(人工歯根)の保証期間 10年
セラミック(上部構造)の保証期間 5年

プレミアムプラン

プレミアムプランの費用 550,000円(税込)
インプラント本体(人工歯根)の保証期間 10年
セラミック(上部構造)の保証期間 10年

※半年に1回の定期検診とクリーニングが保証の条件となります。

保証制度を設けている歯科医院はたくさんありますが、そのほとんどがインプラントの経過年数に応じて追加の治療費が発生する仕組みになっています。
長期間における無料の保証制度は、当院のインプラント治療技術の自信の現れです。

治療例 1

初診時口腔内写真。
左上の前歯が抜け落ちています。

シンプルにメスも使わず、インプラントを埋め込みたい部位の骨を専用のドリルで削っていきます。

理想的な位置にインプラントが埋入されました。

CT写真でもインプラントの埋め込まれた位置に問題がないかをチェックします。

仮歯をセットするための、プラスチック製の土台をインプラント本体と接合します。
このプラスチック製の土台が用意されているインプラントメーカーを使用することで、即日での見た目の回復が可能となります。

初診時の翌日にキレイな仮歯が入りました。
インプラントオペに15分、仮歯の作成に30分、合計45分のスムーズな処置時間で済みました。

治療後のレントゲン写真。
物理的な適合精度に優れた、上部構造(セラミック歯)が入りました。
ミクロ単位で精緻な上部構造を作製することで、審美性と機能性と永続性が約束されます。

治療開始から3ヶ月後に、天然歯と全く違いが分からないレベルのセラミック歯が入りました。

治療例 2

初診時口腔内写真。
差し歯が取れてしまい、来院されました。

噛み合わせの面から見ても、この歯は保存不可能です。
ブリッジや入れ歯といった他の手法も存在しますが、永続性を考慮するとインプラント治療一択となります。

フラップレスインプラントという痛みと腫れを最小限にする術式を選択しました。
直径2ミリの細いドリルで、インプラントを埋め込みたい部位の骨を削っていきます。

細いピンを挿入してインプラントの位置に問題かないかを確認します。
若干内側にインプラントの位置を設定することが、前歯のインプラント治療成功のポイントです。

CT写真でも、術前のシミュレーションと差が生じていないかを確認します。
このような細かい工程を慎重に行うことで、当院のインプラント成功率は99%以上を維持しています。

徐々に太いドリルで骨を圧縮しながら広げていきます。

直径3.5ミリ長さ15ミリのインプラントを今回の症例では使用します。
細くて長いサイズのインプラントを使用することで、審美性に優れた前歯を再建することができます。

インプラントが想定された位置に埋め込まれました。

再度CT写真を撮影をして、インプラントポジションを細かくチェックします。

プラスチック製の土台をインプラント本体と接合しました。
このプラスチック製の土台が用意されているインプラントシステムは、まだまだ少ない現状があります。

ブラスチック製の土台を削り込んで、形を整えます。
従来はこの土台が金属製のものしか用意されていなかったので、非常に処置時間が長くなってしまう欠点がありました。

抜歯に5分。
インプラント埋入オペに15分。
仮歯の製作に20分。
トータル40分で、充分に美しい仮歯が入りました。

治療後のレントゲン写真。

治療後の口腔内写真。
治療開始から3ヶ月後に、美しい上部構造(セラミック歯)が入りました。
まだ歯茎のラインは不揃いですが、1ヶ月後には更にキレイに治ってきます。

裏側から見ても、天然の歯との違いがわからない仕上がりにできました。

治療例 3

初診時口腔内写真。
他院さんで前歯を抜いてから来院されました。

術前のCT写真によるシミュレーションです。

メスを使わないフラップレスインプラントで患者様の負担を最小限にできます。
直径2ミリの細いバーで削ってから細いピンを挿入します。

CT写真を再度撮影して、シミュレーションとのズレがないかを確認します。

Densah® Burによるドリル逆回転のテクニックにより、骨を圧縮しながら広げていきます。

直径4ミリ長さ15ミリのインプラントを埋め込んでいきます。

インプラントが想定された位置に埋め込まれました。

インプラント埋入後のCT写真。

インプラントオペと同時に仮歯も入れて、日常生活にも支障がないようにします。

治療後のレントゲン写真。

治療後の口腔内写真。
目の錯覚を利用することで、歯の幅も左右対象に見えるようになりました。