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インプラント治療の資料(小冊子)あり
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当院のインプラントシステムの特徴

Feature

AnyRidge®インプラント

主に審美性が求められる前歯に使用しています。
上部構造(セラミック歯)と接合する部分が狭く、骨内に収まる部分が広くなっている、他のインプラントシステムにはない特徴的なデザインを有しています。
ネジ山の部分がナイフのように鋭く研磨加工されていることで、患者様の既存骨にがっちりと噛み込んでくれます。
この特性を生かすことで、抜歯即時埋入インプラントが可能となります。

AnyRidge®インプラントのデザインコンセプト

AnyRidge®インプラントの接合機構

インプラント本体とセラミック歯の接合部分には、独自の5°モーステーパーによる封鎖性に優れたインターナルコネクション(Magic Five)を用いています。
この機構により、インプラントとセラミック歯は強固に連結され、インプラント周囲炎(歯周病)の原因とされるスクリューの緩みや微小振動が発生しません。

AnyOne®インプラント

主に安定性が求められる奥歯に使用しています。
AnyRidge®インプラントと同様に、ネジ山の部分はナイフスレッドデザインを採用しているので、インプラントは埋入時から十分に安定します。
この特性を生かすことで、即時荷重インプラントが可能となります。

AnyOne®インプラントのサイズバリエーション

直径3.5ミリ〜8ミリの豊富なサイズバリエーションにより、骨造成を行うのではなく、シンプルに患者様の顎骨に適したサイズのインプラントを埋め込むだけで処置が完了します。
インプラントの手術時間は非常に長いイメージを持たれがちですが、当院のインプラントの手術時間は平均30分しかかかりません。
処置に要する時間が短いため、手術後の腫れと痛みはほとんどなく、翌日から普通に働くことができます。

AnyOne®ショートインプラント

長さ7ミリのAnyOne®ショートインプラントを使用することで、サイナスリフトなどの大規模な骨造成手術を避けることが可能となります。
外科的にリスクを伴わない処置のみで済みますので、他院や大学病院で「骨を造る手術」を提案された方はぜひご相談下さい。
とくに副鼻腔炎の既往歴がある方には、安全なショートインプラントをおすすめしています。

AnyRidge®インプラントの治療例

前歯のブリッジが取れてしまい、来院された患者様の初診時口腔内写真。
AnyRidge®インプラントとセラミックによる修復で、審美性の改善をはかる計画を立てました。

インプラント埋入予定部位の歯茎のお肉を少し削り、全体の歯茎ラインを揃えます。

直径2ミリの細いドリルで骨を削ります。
今回の症例は、十分な骨量があったので、切らない縫わないフラップレスインプラントで対応しました。

インプラントの埋入方向と角度を確認するために、金属製のピンを入れてCT写真を撮影します。

理想的な位置に、金属製のピンが収まっていることが確認できました。

更に太いドリルで骨を削っていきます。

この症例では、直径3.5ミリ長さ15ミリのAnyRidge®インプラントを選択しました。
前歯は、細くて長いサイズのインプラントを使用するのが成功のポイントです。

インプラントを顎骨に埋め込んでいきます。

インプラントが予定通りの位置に埋め込まれました。

CT写真でも、理想的な位置にインプラントが埋入されたことが分かります。

もちろん、オペ当日に仮歯も入ります。
この状態で2ヶ月ほど待てばインプラントは骨と生着するので、その間に2本のセラミック治療を進めていきます。

インプラント治療とセラミック治療終了後の口腔内写真。
AnyRidge®インプラントを使用することで、わずか3ヶ月の短い治療期間でも、美しい前歯が入りました。

AnyOne®インプラントの治療例

左から2番目の歯に長期間にわたり銀歯が入っており、噛む度に銀歯がグラグラして痛みを感じていました。
他院さんで銀歯を外し、歯根破折と診断されてから、当院を受診されました。

CTを撮影してみると、歯根の内側には全く骨がありません。
他院さんでは、大規模な骨造成手術が必要と言われたそうですが、当院のインプラントシステムであれば、シンプルに1回の外科処置で全てが終了します。

抜歯を行うと、骨が全くないことが分かります。

AnyOne®インプラントのナイフスレッドを噛み込ませるために、慎重に上顎洞底の薄い骨を一層削ります。

この症例では、直径4ミリ長さ10ミリのAnyOne®インプラントを選択しました。
AnyOne®インプラント先端部1ミリの部分を薄い骨に噛み込ませていきます。

骨に噛み込むの部分が1ミリしかなくても、AnyOne®インプラントは充分に安定しており、理想的な位置に埋め込むことができました。

CT写真でも、骨がペラペラに薄いことが分かって頂けると思います。

インプラントに仮蓋をセットしてから、人工骨を敷き詰めました。

インプラント周囲に人工骨を入れた後のCT写真です。
AnyOne®インプラントの優れた表面性状により、人工骨は約3ヶ月で天然の骨と同化してくれます。

インプラントオペから3ヶ月半後に美しいセラミック歯が入りました。

AnyOne®インプラントとセラミック歯の接合部分の適合性を、レントゲンで確認します。
強固に連結されているので、インプラント周囲炎(歯周病)になる可能性がありません。

最後にアクセスホールを樹脂で埋めて、治療終了となります。