大人・子供矯正治療の資料(小冊子)あり

小児矯正

Pediatric Orthodontics

子供の矯正

乳歯から大人の歯へ生え変わるまでの時期に行うものが小児矯正に該当します。
小児矯正治療は、お子さんの成長に合わせて治療していくため、治療計画は人それぞれです。骨格や舌癖を矯正する1期治療と、仕上げに歯並びや噛み合わせを調整する2期治療に分けて治療する場合があります。

alt="子供矯正の様子"

Ⅰ期治療

正しい顎の成長を促し、永久歯が生えるときにより正しい噛み合わせになるように導きます。子供の歯並びを悪くする原因の癖があるときや(指しゃぶり、おしゃぶり、舌で歯を押す癖、口呼吸、悪い姿勢など) 顎の大きさ、歯の大きさなどの不調和、また後続永久歯の生える隙間の確保なが必要で、このまま放置してしまうと重篤な噛み合わせになってしまうと診断された場合。(~永久歯に生え変わるまで)

Ⅱ期治療

Ⅰ期治療が完了した後、経過観察の中で歯並びの調整が必要になった場合はⅡ期治療をご提案致します。永久歯にブラケットを装着して緊密な噛み合わせを完成させます。小学生高学年~中学生位の歯牙の萌出状況により、Ⅱ期治療は不要の場合もございます。

☆Ⅰ期治療からはじめるのをおすすめします☆

成長期にしか出来ない治療方法があります!学童期に行う小児矯正は、歯の生え変わりや、あごの成長を利用することのできる唯一の時期です。この時期に治療を始めると一期治療だけで矯正治療が終了することも少なくありません。
第一期治療をすることで、二期治療に移行後、永久歯を抜歯することなく歯列矯正ができる可能性が高くなります。

費用について

小児矯正(10歳くらいまでのお子さんが対象です。)

軽度 中等度 重度
検査・診断料 11,000円 11,000円 11,000円
装置・施術料 330,000円 550,000円 715,000円
保定装置料(リテーナー) 33,000円 33,000円 33,000円
調整料(歯を動かす時期) 5,500円 5,500円 5,500円
調整料(歯を安定させる時期) 3,300円 3,300円 3,300円

当院の方針として、できる限り成人矯正に移行する必要がないように対応いたします。
しかし、より美しい歯並びにするためには成人矯正まで必要になることもあります。
その場合は、成人矯正の装置・施術料(表側矯正)770,000円との差額を頂いて対応させて頂きます。

当院の小児矯正について 

一般的に小児矯正を20〜30万円台で行う場合、顎の骨の拡大や歯のスペースのコントロールのみで、配列は行いません。
その場合、中学生くらいから更に数年かけた成人矯正に移行する可能性があります。
(※別途、成人矯正としての料金がかかる)

それに対して当院では通常の小児矯正に加え、必要であれば歯の表面にワイヤーを設置し、前歯の配列や、奥歯のスペースを整えて、ほとんど成人矯正と同じように配列するようにしております。(12歳くらいまで目安)

だたし、7番(12歳くらいになると生えてくる奥歯)の咬合に関しては、上記の時期には生えてきておりませんので、小児矯正としての範疇でのブラケット等の装置を一度外した後、前歯部を保定しながら生えてくる経過を診る必要があります。

その場合も、お子様の思春期の時期も考慮して、生活上気にならない奥歯(6.7番目)のみに装置を付けて対応致します。(13歳以降目安)
(※別途 15万円+税と調整料 5,500円を頂戴いたします。)

小児のインビザライン(マウスピース矯正)について

インビザラインは目立たず、取り外し可能というメリットがありますが、常にご自身でマウスピースの装着時間を管理し、毎日長時間の使用が必要となります。
また、紛失の場合、追加料金でアメリカのアライン社に再度オーダーをかけ再作成の必要がある為、当院ではご自身での管理が難しいご年齢での使用は、積極的にお勧めはしておりません。

治療自体は可能ですので、ご希望の場合は小児矯正の費用に追加220,000円でお受け致します。